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ここは、3月中旬の雪に被われた北海道育種場原種苗畑です。
この雪の下に何があるか皆さん想像がつきますか?
実はこの雪の下には、この春に山出しされるカラマツの苗木が眠っています。
今日は、その苗木達を掘り出す作業を行います。
作業に使う道具は、雪国ではおなじみのアルミスコップと剣先スコップです。
まずは、剣先スコップでガチガチに凍(しば)れた表面の雪をはぎ取るように投げ、そしてアルミスコップで柔らかめの雪を掘り出していきます。

育種場職員総出で掘り起こしている様子
汗、鼻水まみれになりながら、1m弱ほど掘り、ようやく苗木が見えてきました。
苗木は束ねられ、同じ系統ごとにまとめ、系統名がわかるようにピンクテープ等に表示しています。

やっと苗木が顔を出しました
掘り出された苗木の束は、バラし一本毎に系統名の入ったタグを付けていきます。
この作業は、神経を使います。
なぜならばタグを付け間違えてしまうと、植え付け後の苗木の成 長量等のデータが正しく取ることができず、系統毎の特性が把握できず品種開発が滞ってしまうからです。

タグを付け終えた苗木の束
雪が消え始めるゴールデンウィーク明け頃に山での植え付けが始まります。
今から準備すると植え付ける前に芽吹いてしまうのではないかと心配される方もいるかもしれませんが、心配ご無用です。
山出しの時期を調整できるとっておきの施設がありますので、次回はその施設をご紹介します。
連絡調整係 山口
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