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更新日:2017年12月13日

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北海道育種場について

《目 的》

   森林総合研究所林木育種センターの各育種場では、成長、材質、各種抵抗性などの優れた品種を開発するとともに、その原種の増殖・配布などを行うことにより、林木の優良な種苗の確保を図るための林木育種事業に取り組んでいます。
   この林木育種事業は、国の事業として全国的な規模で開始されました。 北海道育種場は、昭和32年4月に林野庁の国有林野事業特別会計の組織として他の4つの育種場とともに設置され、北海道の全地域を担当し、組織が国立研究開発法人となってからも引き続き事業を実施しています。

《主要な業務》

   当場では、(1)トドマツ、エゾマツ、アカエゾマツ、カラマツ類に関し、成長や形質の優れた精英樹、その他選抜個体を基盤とした育種事業に取り組んでいるほか、(2)ミズナラ等の各種有用広葉樹に関して、多くの精英樹、多様な産地の個体を育種素材、遺伝資源として擁しており、これらを素材とした研究を実施しています。
   収集した個体は外国産の樹種にも及んでおり、その一部は交雑育種の素材としても活用しています。また、場内に定植したこれら樹木はジーンバンクとしての役割も担っています。

 

お問い合わせ

所属課室:北海道育種場連絡調整課 

〒069-0836 北海道江別市文京台緑町561-1

電話番号:011-386-5087

FAX番号:011-386-5420

Email:hokkaidoikusyu@ffpri.affrc.go.jp