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更新日:2025年12月11日

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「当別小学校のあかまつ」・「根室市役所のカラマツ・グイマツ」の後継樹が里帰りしました

 林木育種センター北海道育種場では、北海道地域の天然記念物や巨樹・名木等の貴重な林木遺伝資源が枯損の恐れがある場合に、所有者等の要請に応じて親木と同じ遺伝子を持った後継樹を増殖し、里帰りさせる「林木遺伝子銀行110番」を行っています。このたび、2件の里帰りが行われましたので紹介いたします。

 

・当別小学校のあかまつ

 当別小学校は明治の当別開拓時代からの歴史ある学校で、開校当初からある「当別小学校のあかまつ」もまた、当時から多くの児童を見守ってきました。当別小学校が令和4年3月に閉校し、当別中学校と統合して「とうべつ学園」が開校するに当たり、歴史あるアカマツの後継樹を残したいとの声があったため、当別町教育委員会より後継樹増殖の依頼を受け、つぎ木を行いました。養苗を経て、令和7年10月31日(金曜日)に当別町役場にて「当別小学校のあかまつ」4本の後継樹の里帰りが行われました(写真1)。苗木はとうべつ学園の児童が毎年遠足で訪れている若葉球場に植栽される予定です。里帰りした苗木が立派に成長し、この苗木を通して植物や林業に興味を持ってもらうきっかけとなり、後世に引き継がれることを願っております。

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写真1 当別町三澤教育長へ後継苗木の受渡し

 

・根室市役所のカラマツ・グイマツ

 推定樹齢80年超の根室市役所のシンボルの1つとも言える樹木です。カラマツは以前、市役所周辺で防風の役割のために植えられていました。また、グイマツは旧庁舎建設当時に移植されたもので、戦前に国後島から持ち込まれたものです。しかし、先枯れや根元の腐朽による樹勢の衰えのため、根室市から後継樹増殖の依頼を受けてつぎ木を行い、令和7年11月13日(木曜日)に「根室市役所のカラマツ・グイマツ」合わせて6本の里帰りが行われました(写真2)。苗木の一部は市役所前の広場に植栽され、残りは仮植が行われました。来春に植栽予定とのことで、適切な場所に植えていただき、立派に成長することを願っております。

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写真2 根室市役所職員と後継苗木を植栽

 

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