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更新日:2024年11月20日
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北海道育種場では、北海道や認定特定増殖事業者の要望に応じて、精英樹や開発品種の原種をさし木やつぎ木、または穂木で配布しています。
原種の配布以外に、国や北海道の採種園または認定特定増殖事業者に対して採種園の造成や改良などの技術指導を行っています。
今回は、網走中部森林管理署管内 (常呂郡置戸町) にある勝山採種園において、管理を行う林野庁の職員に対し、北海道育種場でつぎ木増殖したカラマツ苗木およびグイマツ苗木の植付指導を行いました。
写真1、2 勝山採種園の様子
点付け作業
あらかじめ設計した配置の植付位置に目印をつけるため、イボ竹を使って点付け作業を行いました (写真3、4) 。
植付を行った苗木は複数系統の精英樹であり、正確な位置に植付をする必要があるため、系統ごとに割り振った番号をテープに書いて、イボ竹に巻き付けていきました (写真5、6) 。
写真3、4 点付け作業の様子
写真5、6 イボ竹に番号の書いたテープを巻き付けた様子
○植付作業
今回は、カラマツ苗木68本とグイマツ苗木6本の植付を行いました。前日に行った準備が功を奏し、スムーズに植付を行うことができました。
写真7、8 植付技術指導の様子
写真9 (左) 植付前の様子
写真10(右) 植付後の様子
これらの採種園で生産された種子は、種苗生産事業者等による苗木の生産に用いられ、最終的に山行きの優良育種苗木となって人工造林に利用されます。
北海道育種場 連絡調整係
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