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更新日:2014年7月14日
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マツノザイセンチュウをマツの2年生実生苗木8,000本に人工接種して抵抗性の強さを判定するため、マツノザイセンチュウ接種試験を平成18年7月26日(水曜日)に実施しました。
この試験の対象としたのは、抵抗性を持つ親木から採った種子を育てた苗木で、試験の目的は、「交配家系を用いた第二世代品種の開発」と「採種園産家系の能力検定」のためです。
なお、使用したマツノザイセンチュウは強い病原力を持つ「島原」で、苗木1本につき5,000頭接種しました。
人工接種は二人一組になり、マツの幹の地際の部分にナイフで皮を剥いで、その部分にノコギリでギザギザに傷をつける人と、傷つけた部分にマツノザイセンチュウを接種する人に分かれて行いました。
接種から数ヶ月後、抵抗性の低い苗木は枯れるので、抵抗性の強さを確認する調査を行います。
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マツノザイセンチュウ接種試験の様子 | 接種試験を行って数ヶ月後の様子 |
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