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更新日:2013年6月12日
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熊本市緑の少年団連盟主催の「平成20年度熊本市緑の少年団研修会」が11月30日に当場で開催されました。
当日は、熊本市内の5つの小学校(松尾西・託麻原・武蔵・託麻東・川尻)から、緑の少年団のユニフォームを身につけた4年生から6年生までの児童62名が参加しました。
熊本市緑の少年団連盟会長から挨拶があり、次いで連絡調整課長より参加者に対し、歓迎の挨拶と当場職員の紹介を行い「今日は一日楽しく、緑のことを学んでください」と挨拶をしました。
この後、参加者は4班に分かれ、
(1)樹木の増やし方について学ぼう(増殖についての説明)
(2)森林を守ろう(マツノザイセンチュウの顕微鏡観察)
(3)樹木を測ってみよう(計測器を用いた樹高等の測定)
(4)森林総合研究所の仕事を学ぼう(林木育種事業の紹介ビデオ)
について、順番に学んでいただきました。(下記写真参照)
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さし木増殖の実演 | マツノザイセンチュウの顕微鏡観察 |
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測高器の操作説明 |
林木育種事業のビデオ説明 |
育種場の仕事内容について熱心に質問している参加者も見受けられました。
特に、松枯れの原因となっている「マツノザイセンチュウの顕微鏡観察」では、「うにょ・うにょしてて気持ち悪い」とか「これがマツを枯らすんだ」などの声が聞かれました。
昼食後に行った木工教室では、マツボックリ、輪切り板、ビーズ類などを用いたクリスマスツリー作りに挑戦してもらいました。
当場職員は、工具類でマツボックリに穴を開けたり、モックン人形用の小枝を切ったりと工作の補助を行いました。
保護者の方や引率の先生も、時間を忘れて児童達と一緒に、世界に一つだけの自分だけのクリスマスツリーを作っていました。
その後、樹木に関する知識を深めてもらうため、全10問の樹木クイズを行いました。
実際に存在する木樹木の名前、樹木の名がどのような経緯で付けられたか等に関する問題を5択形式で出題しました。
中には10問中8問正解した児童もいました。
今回の研修会をとおして、九州育種場の行っている林木育種事業について、理解を深めていただいたのではないかと思います。
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マツボックリ等を用いたクリスマスツリーの作成 | |
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できあがった作品 | 樹木クイズで学習 |
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