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更新日:2013年6月10日
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「平成21年度林木育種推進九州地区協議会」が平成21年7月13日(月曜日)・14日(火曜日)の両日にわたり鹿児島県にて開催されました。
1日目は鹿児島県庁で開催され、林野庁や九州森林管理局、九州各県の林木育種事業担当者、九州苗連協議会鹿児島県樹苗協同組合、森林総合研究所林木育種センター、九州育種場等18の機関・団体等から47人が出席しました。
林野庁の挨拶
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まず、林野庁から「スギ花粉発生源対策推進方針」の一部改正、「花粉の少ない森づくり対策事業」等について説明がありました。
次に、林木育種センターから、優良品種評価委員会の設置と概要の説明がありました。
九州育種場から平成21年度の育種事業の重点事項を説明し、各県の担当者の方から育種事業・研究重点事項を説明していただきました。
その後、林木育種の推進について、九州育種場から説明し、各項目において活発な質疑が行われました。
最後に、各県からの提案要望事項について討議を行いました。
この中でも、少花粉スギについて議論が活発に行われました。
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翌日は、南さつま市にある吹上浜のマツノザイセンチュウ抵抗性マツ植栽試験地において、現地検討会を行いました。
鹿児島県の担当者の方から試験地の概要と被害状況及び生長量等について説明があり、現在のところ松くい虫被害は確認されていないとのことでした。
また、この地域では、平成10年一時終息していた松食い虫被害が空中散布等を中止していたところ、平成18年度に再発し毎年増加しているため、平成21年から再び空中散布を行っているとの報告がありました。
最後に、林野庁の北尾研究企画官の挨拶で2日間の日程を終了しました。
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