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更新日:2013年6月10日
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「平成23年度林木育種成果発表会」が平成24年2月2日(木曜日)に日本森林技術協会(東京都)で開催されました。
今年度は「エリートツリーと造林初期投資の軽減」のテーマで、森林総合研究所林木育種センターのほか、東京大学、山佐木材株式会社、島根県、三重県から発表がありました。
当場からは「無下刈処理と林地植生がスギクローンの初期成長に及ぼす影響-下刈省力化品種の選抜方法の検討-」という課題で発表しました。
要旨は以下のとおりです。
近年、造林初期投資を下げるために様々な省力化手法が検討されています。林木育種の分野では耐陰性品種や初期成長の良い品種を用いることで下刈の省力化に貢献できないか検討してきました。
今回は九州森林管理局と共同で実施してきたスギ精英樹クローンを用いた無下刈試験地の調査結果から、下刈り処理の違いおよび試験地の植生の違いが造林木の初期成長に及ぼす影響について検討しました。
これまでの調査結果ならびに初期成長に優れたエリートツリーを用いた場合の造林初期投資の軽減効果について報告しました。
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1号試験地の遠景(赤線囲いが試験地) | 試験地内現況 |
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