ホーム > 業務紹介 > 活動報告 > トピックス 平成25年度 > 九州大学・名古屋大学の学生が来場
更新日:2013年6月10日
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九州育種場では、各地の大学と連携し、共同で試験・研究を行い、また情報提供や研修等を行っています。
6月5日、九州大学の准教授、助教、学生2名が来場し、共同試験の打ち合わせと研究材料の採取を行いました。
まず、九州育種場で育成管理しているマツノザイセンチュウ抵抗性マツを苗畑から掘り取り、鉢上げしました。
この苗はマツノザイセンチュウの人工接種試験によって、光合成活性や初期病徴の評価手法開発に利用されます。
次に、スギとヒノキの針葉サンプルの採取を行いました。
これらの材料は、共同で取り組んでいるスギ・ヒノキ次世代品種の効果的作出法開発に向けて様々な遺伝子の変異を明らかにする研究に利用されます。
来場した学生は、育種場職員の説明を熱心に聞きながら、改めて材料育成や管理の苦労を感じとったようでした。
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苗畑でマツの苗を堀取っている様子 | 系統名ラベルを付けたマツの苗 |
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スギの針葉を採取している様子 | 採取したスギの針葉 |
同日、名古屋大学の准教授と学生も来場しました。
名古屋大学では、マツノザイセンチュウとマツの苗木に電気インパルスを与え、その影響について研究しています。
九州育種場では、実験手法等についての情報交換を行いました。
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打ち合わせの様子 | マツノザイセンチュウ(体長0.6mm~1.0mm) |
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