ホーム > 業務紹介 > 活動報告 > トピックス 平成26年度 > 天然記念物「相生の椋(ムクノキ)と榎(エノキ)」の後継樹が里帰り
更新日:2015年2月26日
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平成27年2月25日(水曜日)、熊本県の天然記念物に指定されていた「相生の椋と榎」のうち、枯損した榎の後継樹が、熊本県の菊池市立泗水中学校に里帰りしました。
「相生の椋と榎」は、椋(ムクノキ)と榎(エノキ)の2本が寄り添って成育していましたが、平成16年9月の台風により榎が幹から折れたため、当場で、持ち帰った枝葉を利用してつぎ木を行い、苗木として育てた後、今回の里帰りとなったものです。
(「林木遺伝子銀行110番」による取り組み)
約10年間を経て、樹高4m程に成長した榎の後継樹は、再び「相生の椋と榎」として立派に育つことを願って、椋のかたわらに植栽されました。
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台風被害に遭った「相生の椋と榎」 | 菊池市教育委員会の方と一緒に植栽 |
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榎の後継樹(中央) | 椋(左)、植栽した榎(中央)と記念撮影 |
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