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更新日:2016年6月28日

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熊本市立大江小学校のシンボルツリー「おおえのき」後継樹の育成

  平成27年8月25日(火曜日)、熊本県内を通過した台風15号の強風により、熊本市立大江小学校のシンボルツリーとして親しまれてきた樹齢約140年のエノキの大木が、根元から倒壊しました。
  九州育種場では、熊本市教育委員会から「林木遺伝子銀行110番」の要請を受け、8月28日(金曜日)、枝葉を採取してさし木等による増殖を開始しました。
  3~4年後には、子供たちを見守ってきた「おおえのき」の後継樹が里帰りできるよう、大切に育てていきます。

 20150908_オオエノキ_倒壊前  20150908_オオエノキ_台風倒壊
倒壊前の「おおえのき」(大江小学校提供)
樹高16m幹周り4.1m

  台風の強風により倒壊した「おおえのき」

 

 20150908_オオエノキ_枝葉採取  20150908_オオエノキ_さしつけ

さし木用に健全な枝葉を採取

 

 発根を促すため通気性・保水性共に優れた用土にさし付け