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令和6年1月23日、九州森林管理局大分西部森林管理署からの依頼を受け、九州育種場内において、署職員等10名にスギさし木苗生産等についての技術指導を行いました。
前段の講義では、会議室において、さし木苗の生産方法の種類(露地さし、温室ミストざし、コンテナ直ざし、箱ざし)について、それぞれのメリット、デメリットについて説明しました。また、さし木に適した穂木について、普通枝(栄養枝)と萌芽枝を比較した時の発根率の違い等について説明を行いました。
室内講義後は、九州育種場内の温室で箱ざし中の穂を用いて、発根を促すための技術について講習しました。また、場内圃場において、苗木生産に適した穂木の形状を見極めるのに重要な点について説明を行いました。その他、原種配布用に育苗しているコンテナ苗の見学を行いました。
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会議室での講義の様子 | 箱ざし中の穂を用いて説明 |
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苗木生産に適した穂木についての説明 | コンテナ苗の説明 |
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