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九州育種場では林木育種事業に関する調査及び研究のため、様々なデータを収集しております。
今回は、九州育種場内に植栽の14年生スギ(第一世代精英樹6系統)60本を伐採し、各種データを収集した様子について紹介します。
作業は、令和6年7月2日~5日、梅雨の晴れ間の暑い中、育種課職員を中心に実施しました。
まず、植栽地全体をLiDAR搭載UAVを使って、点群データを取得しました
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15本については伐採後、枝を全て切り落とし、着生していた高さ毎のグループに仕分ける。 | ||
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仕分けされたグループ毎に、緑枝のみをコンテナ内に切り落とす。その後、緑枝の重量を測定する。 | ||
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幹は玉切りし集積。 | 丸太の重量を測定。 | |
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丸太の木口をハンマーで叩き、反対側の木口ではFFTアナライザで音の高さ(周波数)を測定。丸太の重量や体積の測定値と合わせてヤング率を計測する。(タッピング法) | ||
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丸太の両端の幹周りを測定。 | 丸太の長さを測定。 |
今回収集されたデータは、スギにおける葉量や生長と材質の関係性などを明らかにする研究に用いられます。
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