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更新日:2026年8月4日

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令和8年度のエアざしの取組について

九州育種場では、土を使わずミスト散水でさし穂を発根させる手法「エアざし®」を活用してスギさし木苗生産に取り組んでいます。

 

土を使わずミスト散水でさし穂を発根させる手法「エアざし®
特許番号:第6709449号発明の名称:さし穂の発根装置
商標登録:第6626993号

 

 

令和9年春の原種苗木配布に向けて、4月7日に、数日前に場内の原種園で採取したスギ穂木を温室内の作業台に配置し、毎日の散水頻度・時間をタイマー設定するとともに、適切な温度・湿度に管理します。通常であれば、2、3ヶ月でコンテナ(Mスター)への移植が可能となりますが、系統によって発根のしやすさが異なるので、2ヶ月で移植できるものもあれば、3ヶ月程度要する系統もあります。
今回使用した系統は、県佐伯6号、県日出3号、県八女10号、スギ九育2-114、スギ九育2-136、スギ九育2-176、スギ九育2-177、スギ九育2-186の8系統ですが、発根の早さは、県日出3号を筆頭とした第1世代精英樹系統に軍配があがります。ただ、少し遅れますがエリートツリー系統も結局発根するので、それほど気にする必要はないと思います。
なお、7月6日時点(90日後)で8系統全体の発根率は97%、令和7年度の鹿沼土の箱ざしでの最終的な発根率(さし木苗全体)が96%だったことを考えると、遜色ない結果だと思われます。
今年のエアざしは終了しましたが、展示用の穂木をそのまま残していますので、10月くらいまでは見学も可能です。

 

4月7日(初日)

初期セット スギ穂木設置 セット完了

温室内に作業台、発泡スチロールのブロック、
網等をセット

殺菌済みのスギ穂木を、系統別に、一定間隔で設置

セット完了
あとは散水間隔や温度・湿度に注意して2~3ヶ月
ほど育成管理

5月7日(30日後)

一部発根    

一部で発根を確認、系統によって発根速度が異なる

   

5月20日(43日後)

スギ九育2-114発根 枯死個体なし スギ県日出3号8割発根
特定母樹のスギ九育2-114でも1本発根を確認 枯死個体は無し 県日出3号では8割以上で発根確認

6月1日(55日後)

スギ県日出3号すべて発根 スギ九育2-136発根  
県日出3号のほぼすべての個体で発根、そろそろ
コンテナへの移植が必要
スギ九育2-136も遅ればせながら半数以上で
発根確認
 

7月10日(94日後)

コンテナへ移植 順化施設へ
発根したものは6月19日にコンテナへ移植済み
Mスターコンテナへ移植した後は、2週間ほど温室
内で育苗し、その後野外の順化施設へ移動
 

7月21日(105日後)

概ね発根 二次根発生  
発根不十分だった個体も概ね発根 展示用に残している個体からは、二次根も発生  

お問い合わせ

所属課室:九州育種場連絡調整課 

〒861-1102 熊本県合志市須屋2320-5

電話番号:096-242-3151

FAX番号:096-242-3150

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