夜明けの錦帯橋 This content is Japanese page only. 2001/12/01早朝撮影。2001/12/04作成。

季節の話題

夜明けの錦帯橋

橋として、特に木橋として良く知られている錦帯橋。その錦帯橋の架け替え工事が始まりました。平成13年度には中央の1橋が、平成14年には端からの2橋が、平成15年には残る2橋が順次架け替えられる予定です。

錦帯橋は山口県岩国市を流れる錦川に架かる5連の太鼓橋です。両端の橋には橋脚が付いていますが、中央の3つの橋は、南京玉簾のような構造から出来ており、優美な円弧を形作っています。

晩秋から冬の渇水期に合わせて行われる工事は3年にわたって行われますが、春から秋までの期間は勿論、工事期間中も橋を渡ることが出来ます。工事期間中は、普段では見れない橋の内部構造が露になるばかりでは無く、先人たちの知恵は勿論、現代の匠の心を込めた仕事ぶりが見られることでしょう。


季節の話題の変遷
Masahiko KARUBE, Ph.D.
Laboratory of Engineered Timber and Joints
Department of Wood Engineering, FFPRI
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