つくば出前レクチャー This content is Japanese page only. 2010/08/02 作成。文責:軽部正彦

季節の話題

つくば出前レクチャー「木の橋を作ってみよう」

7/30(金)08:30-10:00、つくば市立筑波小学校の体育館で1年生から6年生(参加児童数約50名)に対して、つくば科学出前レクチャーを開催しました。

「つくば科学出前レクチャー」は、つくば市内の小学校などからの要請に基づいて、科学に関する講座を出前するもので、軽部もここ何年か講師登録をしてきましたが、今回初めての取り組みでした。

今回依頼を受けたテーマは「木の橋を作ってみよう」として、錦帯橋など、古くからある木材を使った橋の模型を、接着剤無しで組み立てて見せ、その仕組みを理解するともに、上手な木材の使い方を考えて貰おうというものです。

桁橋、猿橋、風雨橋、錦帯橋と、徐々に長いスパンの橋を、単純な部材を組み合わせるだけで作って見せると、その凄さに素直に驚いてくれました。

虹橋の作り方を説明した後、みんなに部材を配って試してもらうと、簡単な構造の割に「出来そうで出来ない」バランスが、みんなを夢中にしたようです。
積み木のような単純な部材ですが、子供たちは自分で色々な構造を考えだし、組合せを楽しんでいました。

とても短く感じた一時間半でしたが、最後には多くの子が「自分の力だけで」作れるようになっていました。


会場の様子

会場の様子:体育館入口方向から 会場の様子:広々とした床を一杯に使って

説明用パネル

  1. 橋の模型を作ってみよう2004/09/22初版作成:橋の模型を作ってみよう
  2. 錦帯橋の部材解説2005/04/19初版作成:錦帯橋の部材解説

季節の話題の変遷
全国中学生創造ものづくり教育フェア / 平成17年度一般公開 / つくば科学フェスティバル2004 / 猿橋の構造
Masahiko KARUBE, Ph.D.
Laboratory of Engineered Timber and Joints
Department of Wood Engineering, FFPRI
Matsunosato 1, Tsukuba-city, Ibaraki-Pref. JAPAN 305-8687
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