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「木造耐震・快適性工学実験棟」は、木造建築物に代表される木構造物の耐震性向上と木質材料による室内空間の快適性について実験・研究する施設である。着工は平成8年(1996年)1月、竣工は同年3月で、平成7年度補正予算によって建設された。
外観は一般的な工場のようであり鉄骨構造の様にも見えるが、その主要構造部は、妻行き方向が大断面集成材によるラーメン構造、桁行き方向が集成材ブレース構造であり、国内でも有数の大規模木造建築である。また、集成材ラーメン構造内部の展示室・階段室は重量鉄骨構造、快適性工学実験室や人工気象室部分は鉄筋コンクリート構造である。
構造物の耐震性を検証するための耐震試験装置や、人体の快適性を安定して検証するための人工気象室には国内最新の設備が導入されたこともあり、総工費6億300万円のうち、建物の占める割合は50%弱である。
『新施設「木造耐震・快適性工学実験棟」の紹介』
森林総合研究所 木材利用部 構造利用科長 葉石猛夫