伝統木構造架構に関する構造実験のご案内 森林総合研究所接合研究室では、現在、(財)文化財建造物保存技術協会と共同で、 伝統的手法による木造建造物の耐震性の検討を行う上で貴重な資料となる、実大架 構の水平加力実験を行っております。 この実験は、実大規模の柱(直径709mm、長さ5317mm)4本の上に、頭貫、組物等を 載せて木造架構の模型を製作し、上部積載荷重等に相当する鉛直力を与えながら、 水平に加力し、従来研究されてきた「伝統架構の安定復元力」特性とその大きさに ついて明らかにしようと言うものです。 つきましては、実験公開の日程も迫っては居りますが、ご興味のある方に御高覧 戴きたくご案内致します。 記 日時:平成9年3月10日 13時30分から 平成9年3月11日 13時30分から 場所:森林総合研究所木質第二実験棟内 茨城県稲敷郡茎崎町松の里1 日程:13:30 開会、経過・実験内容の説明 14:00 加力実験見学 15:00 閉会 交通案内:常磐線上野12:00→牛久12:58(普通片道930円) 駅西口よりバス(230円)か、タクシー(約1000円) 注意事項 できるだけ自動車での来所はご遠慮ください。 実験棟内は足元にご注意ください。 実験棟内は暖房設備が在りませんので服装にお気を付けください。 実験の概要などについては接合研究室ホームページでもご案内しております。 http://www.ffpri.go.jp/pub/karube/setugo/setugo-j.html 以上