基はEngineered Wood Structureで、工学的に設計などが為された(Engineered)木構造物(Wood Structure)の意。本来は、構造計算などがされている建物とそうでない建物を区別するべく生まれた言葉。これから派生した、工学的に設計などが為された(Engineered)木材(Wood)等が、日本に紹介されるときに、日本人が発音しやすい・語呂が良い・なんとなく馴染みがある等の理由からか、エンジニアリングウッドが生まれ、用法としてめちゃくちゃになったらしい。日本語はいろいろな言葉(外来語)を許容し、その意味合いも発音も原語からかけ離れた物であっても、立派に日本語として通用するために、どのような意味合いを持ってこの言葉を使うか状況次第といえる。一ついえることは、Engineering Woodは間違いだろうということぐらいである。
木材を主構造部材(柱梁など)に使った建築物であり、建築基準法では高さ13mまで、軒の高さ9mまで、床面積3000uまで、実質上3階建てまでの制限があります。茶室やあずまやなどや10u以下の建築物は、建築基準法の対象外です。
小計15cm以上、断面積300cm以上の柱・梁を持つ木造建築で通常の壁量計算によらない形の設計ができる物です。
丸太などを横向きに積み上げて壁を作る工法で、法隆寺正倉院と似た工法です。2階以下、床面積300u以下、高さ8.5m以下の制限があります。