PRDBの構築と管理システム
PRDBの管理アプリ(FVD.exe)は、標準的な植物社会学ルルベ調査票1枚を単位レコードとして
記載事項(調査番号、環境、植物など)を集積したデータベースを構築し、必要に応じて、
特定の調査票や部分データを抽出し、一般的なtext形式のファイルとして出力する機能がある。
本サイトの植物分布図は、植物名と優占度を指定してメッシュコード(JIS地理区画)を抽出し、三面分布図作成アプリ
(FVmap_L.exe)を用いて作成したものである。
また、組成表作成アプリ(FVT.exe)によって、植物名と優占度、あるいは、地名・メッシュ情報等を組み合わせて
ルルベ・データを絞り込み、組成表を作成することができる。
(
http://forests.world.coocan.jp/fvdb/)。
PRDBのデータ項目は、調査地番号、地名、緯度、経度、調査年月日、地理区画(メッシュ)コード、標高、
傾斜方位、傾斜角度、地形、表層地質、土壌型、各階層(高木層、亜高木層、低木層1、低木層2、
草本層1、草本層2、コケ層)の高さと植被率、調査面積、出現種数、備考(出典など)、種名と
階層ごとの被度・群度である。環境データとリンクさせるために不可欠な地理情報は、JIS地理区画
(3次、2次)コードとして、記載情報(地図、地名、標高、地形、方位)から特定して入力している。