十日町試験地 WEB博物館

十日町試験地における雪の観測と研究

積雪断面観測

積雪は,降雪のたびにできた多数の層が積み重なって構成されています.地面から雪面までの積雪全層について,雪質や温度,密度などの分布を調べるのが積雪の断面観測です.十日町試験地では,積雪期間中ほぼ10日毎に観測を行なっています.表1のように年代によって観測項目や測定方法は変化してきましたが,観測は長年に渡って継続されてきました.

観測結果は本ホームページに掲載するとともに,「冬期の気象および雪質の調査資料」としてまとめて森林総合研究所研究報告に掲載しています.

表1 十日町試験地における積雪観測項目の変遷

項目1917-19391940-19511952-19651966-19751976-19851986-19992000-
降水量
積雪深
積雪水量
降雪深〇1943-
雪質
密度
硬度〇-1987〇2012-
抗張力〇1940-1944
抗剪力〇1940-1948〇1953-1957
曲げ強度〇1955-1963
含水階級
雪温
ラム硬度
含水率〇1999-
粒径
図1 豪雪年の積雪断面観測.
左: 56豪雪(1981年)、右: 平成18年豪雪(2006年2月6日)
図2 平成18年豪雪時の断面観測結果(2006年2月6日、図1右) (竹内ら,2009)
1月15日 (171cm)
2月5日 (221cm)
2月25日 (226cm)
3月16日 (210cm)
3月25日 (195cm)
4月6日 (121cm)
4月15日 (84cm)
4月24日 (18cm)
図3 2014/2015年冬期、ひと冬の観測のようす.括弧内の数字は積雪深を表す.