観測方法とデータ処理
観測方法は統一されていることが理想ですが、さまざまな経緯・理由から多少のばらつきがあります。
データ処理は完全に統一されています。
標準的観測方法
 装置を林道脇の木、150 cmの高さに、俯角を付けて路面の手前まで写るように設置。林道を通る中大型哺乳類を撮影。
 機材はYoyShotG3(2016年以降森林管理局はYoyShot Digital)を使用。
 24時間撮影。1回の観測2〜4週間。この間に中間チェックを少なくとも1回実施。
 1観測点の撮影地点は6以上。
 林道を通過する個体が複数ヶ所で連続して撮影されないように、同じ林道では500 m 以上離して配置。
 詳細は林道を利用した中大型哺乳類調査手法マニュアルを参照
データ処理と保存  
 すべて同じ方式(マクロを含むエクセルファイルPhotoSurvey.xlsm)でデータ処理。データ・図・写真の例を参照。
 チミケップ2006-2008と北海道環境科学研究センターによる観測を除き、すべて平川により写真と照合ずみ、2009年以降は写真も併せて保存。  各観測点の位置や観測の実施年・期間について詳しくは、各観測結果のページで確認してください。
 北海道環境科学研究センターによる観測結果(下記)の一部を「アライグマ確認状況」や「テン類2種の確認地点」のページで利用しています。

北海道環境科学研究センターによる短期・一時観測の実施概要
 観測点名  撮影地点数  稼働  観測年  設置高   機材  備考 
 18地点(下記)6 夜間 2005〜2009  150 cm  YSG2.0/3.12  夜間稼働。中間チェックせず。センサーレンズ非標準。 
  観測点:置戸・津別・函館・上ノ国・月形・上砂川・小平・美深・西興部・上川・標津・根室・厚岸・音別・大樹・えりも・新冠・新得