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更新日:2025年1月24日

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令和6年度の林木育種技術講習会について

令和7年1月24日

林木育種センターでは、都県等からの要望に応じて種苗の増殖および採種園の造成管理等に関する講習や技術指導を行っています。今回は、今年度実施した技術指導のうち、埼玉県と長野県の例をご紹介します。

一つ目は、埼玉県におけるスギミニチュア採種園の管理技術への指導)についてです(写真1、2)

12月に埼玉県寄居林業事務所上の原採種園において、同林業事務所森林研究室の担当者及び現場管理者を対象に、スギミニチュア採種園の剪定について技術指導を行いました。採種園管理の概要説明の後、断幹剪定等を計画している区域の採種木の樹形誘導について、参加者からの質問などを随時受けながら実技指導を行いました。

スギミニチュア採種園の樹形誘導については、1回目の剪定は採種作業がしやすくなる採種木の高さ調整、2回目は枝の間引きと長さの調整などによる採種木の骨格決め、3回目以降は樹形の維持と採種量を確保するための萌芽枝育成を目的に行うことを説明しながら技術指導を行いました。参加者に剪定の指導を行う場面では、採種木の各枝に陽光が十分当たるように樹冠上部の枝は短くし、下部は長めにしつつ、重なり枝など日陰となる枝の除去などについて説明しました。

二つ目は、長野県におけるカラマツ採種園の管理技術への指導についてです(写真3)。11月に長野県中箕輪採種園において長野県、地域振興局、林業総合センターの職員等を対象に、カラマツ採種園の樹形誘導について技術指導を行いました。

本カラマツ採種園は、剪定などの樹形誘導を3年程度実施しておらず、また、採種木のほとんどが断幹位置を3.5m程度にしてあったことから、脚立を使い断幹位置から立ち上がった枝の剪定と、主枝の先端のみを切り詰める剪定を行いました。参加者は小雨にもかかわらず、見本を参考にグループに分かれて、積極的に作業を行っていました。

指導課では、今後も、都県等の要望に応じた林木育種事業に関する技術指導等を実施して参ります。

(指導普及・海外協力部 指導課)

 

写真1.スギ採種木の剪定に関する実技指導 写真2.スギ採種木の剪定に関する実技指導 写真3.カラマツ採種木の剪定に関する実技指導
写真1.スギ採種木の剪定に関する実技指導 写真2.スギ採種木の剪定に関する実技指導 写真3.カラマツ採種木の剪定に関する実技指導

 

令和6年度の林木育種技術講習会について(PDF:488KB)

 

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