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令和8年3月30日
岩手県林業技術センター、森林総合研究所東北支所、森林総合研究所林木育種センター東北育種場の3機関合同成果報告会が令和8年2月6日(金曜日)、盛岡市のトーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)中ホールで開催されました。
東北地域の森林・林業に係る課題の解決や技術開発を進めるためには、県と国の機関が連携する必要性が増しております。同報告会は、岩手県林業技術センター、森林総合研究所東北支所、森林総合研究所林木育種センター東北育種場の研究成果を森林・林業関係機関等と共有し、意見交換を行うことにより研究成果の普及と今後の試験研究の推進に資することを目的に開催されております。
今回の報告会において、当場からは「アカマツ産地試験地における全国10産地の初期成長」という題名で那須主任研究員が発表を行いました。この試験は、森林樹木における気候変動適応を検討するために日本国内のアカマツ産地の植栽環境の変化に対する反応を明らかにすることを目的としたものです。今回は、青森県から宮崎県の全国10ヶ所の天然アカマツ林で採取した種子から育成した苗木を植栽して設定した7箇所の試験地のうち、地元、岩手県滝沢市に設定された試験地において行った植栽後4年間の成長調査について報告しました。調査結果によると、試験地との間で年平均気温の差が小さい産地を由来とする苗木は、初期成長が良好な傾向にありました。まだ植栽後の年次が少ない段階であるため、調査継続が必要と考えられます。
今回の成果報告会では、各機関で取り組んでいる研究課題のほか、昨年2月から3月にかけて大船渡市で発生した山林火災の被害調査や、復興にむけた取り組みに対する報告も併せて行われました。
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| 那須主任研究員による研究成果発表 | |
(東北育種場)
令和7年度3機関合同成果報告会で研究成果を発表(PDF:252KB)
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