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1. 受賞名 | 森林遺伝育種学会賞(受賞日:令和6年11月8日) |
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2. 受賞者の氏名、所属 |
大平峰子(林木育種センター 育種部 育種調査役) |
3. 受賞理由 |
「優良種苗の普及促進に向けた効率的な種苗生産技術の開発研究」に関する一連の研究成果が、森林遺伝育種分野の研究に貢献するものとして評価された。 |
4. 受賞対象研究の紹介 |
開発された優良系統を迅速に普及し、開発された優良品種から次世代の母集団を作出するためには、無性・有性繁殖による種苗の生産技術を効率化する必要がある。そのため、スギのさし木苗・実生苗をそれぞれ1年で生産するための技術開発を行うとともに、スギのさし木発根に適した用土の条件検討を行った。また、難発根性樹種であるクロマツでは、マツノザイセンチュウ抵抗性品種の次世代化によって抵抗性と発根性の選抜を行うとともに、採穂木の幼若性の維持するための萌芽枝の誘導、さし穂の発根性を向上する処理等について研究を行い、従来の抵抗性クロマツの実生苗より安価にさし木苗を生産する方法を提案した。 |
5. その他 | 森林遺伝育種学会(外部サイトへリンク) |
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