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更新日:2022年1月6日

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2021年度特定母樹等展示林設定に関する公募

森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センターでは、エリートツリーや特定母樹の特性への理解を深めていただくことを目的として、都道府県、市町村、苗木生産者、民間企業、国有林を対象にした2021年度特定母樹等展示林設定の募集を開始します。

公募内容

対象者

都道府県、市町村、苗木生産者、民間企業、国有林とします。

件数

概ね2件

設定時期

2022年10月以降(概ね15年間)

応募方法
  1. 2021年度特定母樹等展示林設定に関する公募申請書(様式1)(ワード2007:36KB)をダウンロードし、必要事項をご記入してください。
  2. 応募にあたっては、林木育種センターにメールで公募申請書をお送りください。(後日、受領確認のメールをお送り致します)

メールアドレス:ikusyu@ffpri.affrc.go.jp(展示林応募申込先)

選考
  1. 応募期間終了後、内容について打合せを実施し、選考します。
  2. 選考結果は2022年1月末までに通知します。
設定希望箇所

今回は北関東(栃木県、群馬県等)での設定を予定。

設定規模(目安)

林分の場合

樹種:スギ

植栽本数:さし木苗1箇所あたり500~750本程度

植栽面積:約0.25~0.40ha(2,000本/haの場合)

クローン数:60~100クローン(特定母樹および対照系統を含む)

展示林の周囲木としてヒノキを植栽させて頂く場合があります。また、以上の規模については、打合せの上、調整させて頂く場合があります。

 

樹種:スギ

植栽本数:実生苗1箇所あたり1000~1500本程度

植栽面積:約0.50~0.75ha(2,000本/haの場合)

家系数:約50家系(特定苗木および対照系統を含む)

展示林の周囲木としてヒノキを植栽させて頂く場合があります。また、以上の規模については、打合せの上、調整させて頂く場合があります。

設定箇所の要件
  1. 道路沿いなど、展示効果が高い場所。更に展示林を俯瞰できる場所があると望ましい。
  2. 特定母樹等の改良効果をより発揮するため、スギの造林適地であること。
  3. 地形の変化が少なく、可能な限り行列を整えた方形植栽区を設定可能な場所が望ましい。(均一な緩斜面であることが望ましい)。
設定に当たっての条件等
  1. 試験苗木については、林木育種センターで用意しますが、応募者が推奨する系統を用意し、展示林に対照系統として用意してよいこととする。また、展示林と周囲の林分との境界を明確にするために周囲木としてヒノキを植栽させていただく場合があります。
  2. 応募者は上記の設定規模の展示林を設定できる箇所を用意できること。
  3. 応募者は展示林への苗木の植栽及び下刈り等の保育管理を実施すること。
  4. 展示林の設計については応募者と林木育種センターの両者で協議して決定すること。
  5. 設定規模が林分の場合、応募者は定期的な成長量等の特性調査について、林木育種センターと協力し、実施すること。
  6. 調査データおよび研究成果については、応募者と林木育種センターの両者で共有すること。ただし、調査データについては、林木育種センターが林木育種事業のために使用できるものとする。
  7. 展示林に植栽した試験木及びその個体の一部を人工的に増殖しないこと。また、除間伐や主伐以外の目的で、第三者への譲渡、転売、貸与、海外への持ち出しを行わないこと。なお、このことについては、契約の有効期間終了後も有効なものとします。
公募期間

2021年12月23日(木曜日)~2022年1月21日(金曜日)23時59分まで

参考:特定母樹等の展示林設定地(準備中含む)

(設定)

宮崎県宮崎市、熊本県阿蘇郡南小国町

(準備中)

宮城県栗原市、静岡県浜松市、静岡県富士宮市、栃木県塩谷郡塩谷町、三重県度会郡大紀町、京都府亀岡市、岡山県新見市

お問い合わせおよび連絡先

森林総合研究所林木育種センター

メールアドレス:ikusyu@ffpri.affrc.go.jp

Tel:0294-39-7002

お問い合わせ

所属課室:森林総合研究所林木育種センター育種企画課 

〒319-1301 茨城県日立市十王町伊師3809-1

電話番号:0294-39-7002

FAX番号:0294-39-7306

Email:ikusyu@ffpri.affrc.go.jp