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更新日:2013年6月10日

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八代農業高校泉分校の生徒が来場

熊本県立八代農業高校泉分校グリーンライフ科(以下グリーンライフ科)(熊本県八代市泉町)の生徒3名と引率の先生1名が、8月9日(木曜日)に九州育種場を訪問されました。

これまで、グリーンライフ科では、子供や高齢者でも安全にできる巻き枯らし間伐の研究や、森林資源の有効活用としてチップボイラーの研究など、森林の健全化・有効活用の研究に取り組まれています。

平成19年に学校近隣で発生した土砂災害から、地球温暖化の脅威を感じるとともに、森林の防災機能の重要性を実感し、森林整備についてのプロジェクト研究をされている中、苗木について勉強したいとの希望がありました。

場長室で、連絡調整課長、遺伝資源管理課長から、九州育種場の概要や主な事業・研究について説明の後、スギ原種園及び抵抗性クロマツの採穂台木や、温室・苗畑で増殖・管理している実生苗・さし木苗・つぎ木苗を見学してもらいました。

今後、森林整備の研究を総合的に進め、11月に開催が予定されている九州森林管理局主催の「森林の流域管理システム発表大会」で研究成果を発表される予定とのことです。

 20120810八代_場長室  20120810八代_スギさし

場長室での説明

 スギさし穂の採取方法の説明

 20120810八代_温室  20120810八代_クロマツ

温室で管理しているさし木苗と
苗畑での虫害の説明

クロマツのつぎ木と
マツノザイセンチュウ接種試験の説明