ホーム > 業務紹介 > 活動報告 > トピックス 平成30年度 > 大江小学校のシンボルツリー「おおえのき」が里帰り
更新日:2018年7月13日
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大江小学校のシンボルツリー「おおえのき」は、樹齢118年(樹高約16m、幹周り4.1m)でしたが、平成27年8月25日に県内を通過した台風15号の強風により倒壊したため、熊本市教育委員会から「林木遺伝子銀行110番」の申請がありました。倒壊したおおえのきから、健全な小枝を約60本採取し、さし木とつぎ木を行い、つぎ木をしたうちの2本の活着を確認し、里帰りするまでの2年半、育成に取り組んできました。
平成30年4月18日、大江小学校の児童主催の「『おおえのき』おかえりなさいの会」が開催され、樹高2.7mに成長した苗木1本を児童へ手渡し、倒壊したえのきの切り株の横へ児童たちが植樹しました。最後は「林木育種センターの皆さん、ありがとうございました。」と児童全員からお礼の言葉をいただきました。
里帰りした後継樹が、二代目シンボルツリーとして大きく成長することを願います。
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平成27年8月に倒壊した「おおえのき」 |
児童代表に手渡された苗木「おおえのき」 |
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全校児童の見守り中での植樹 |
里帰り植栽された「おおえのき」 |
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