kmlファイルの使い方
 kmlファイルをダウンロード・ダブルクリックすると、Google Earthが起動して結果が表示されます。
 利用には、パソコンにGoogle Earth Pro(Google社の無料アプリケーション)が必要です。Google Mapでは使用できません。

Google Earthの設定

 サイドバーを表示します。メニュー「表示」-「サイドバー」で表示できます。
 環境設定(オプション)の「3Dビュー」設定で、「地形を表示」をオン、「起伏の強調度」を1.0にします。
「3Dフォントを選択」で「MS Gothic」のフォントサイズ「22」-「24」、「ラベルおよびアイコンのサイズ」で「中」を選択してください。
 表示画面は横の長さが840ピクセル以上になるようにしてください。これ以下では、文字や記号の表示が重なったり、並びが乱れることがあります。
 画面の縦の長さは、観測結果全体が見えるように適宜調節してください。
 レイヤ表示の「地形」をチェックしてください。レイヤ表示はサイドバーの下部にあります。

kmlファイルの種類と使い方

当観測ネットワークで使用しているkmlファイルは下の4種類です(4つの地図化技術参照)。
本ウェブサイトで提供されているのは、主に後段の3種類です。

1.個別観測kml (例: hitsujigaoka0909.kml
 1回の観測について動物別の撮影頻度を各撮影地点に表示します。
 当初は、地点のみ表示されます(画面上部には観測情報ー観測点名・観測期間・担当者ーも表示されます)。
 サイドバーにある動物名のチェックボックスをチェックすると、その撮影頻度が地点ごとに円の大きさと数値で表示されます。
 稼働時間や地点番号も表示できます。

2.観測点まとめkml (例:hitsujigaoka.kml) 
 1観測点における複数回・複数年にわたる動物別の撮影頻度を表示します。稼働時間や有効地点数も表示されます。
 季節や年による撮影頻度の変化を見ることができます。哺乳類の結果のみ表示されます。
 地図画像でデータが見づらい場合は、サイドバーにある「暗幕」のボックスをチェックしてください。
 「撮影地点」のボックスをチェックすると、撮影地点が表示されます。
 参照:「地点総合データ地図化」の手法について
 
上記二つのkmlファイルのサイドバーには付加的な機能が用意されています。

鳥瞰」「周回」「広域」をダブルクリックすると、視点を変更できます。
  「鳥瞰」や「周回」で、調査地がどんなところかよくわかります。
  「広域」で、調査地が北海道のどこにあるかわかります。
初期」をダブルクリックすると、視点が初期位置に戻ります。
整列」は文字や記号がきれいに並ばないときにダブルクリックしてください。

3.観測点まとめ複合表示kml (例: SiteKmlsCombined.kml
 複数の観測点まとめ図をまとめたものです。
 観測点の所在がわかるように当初、北海道全域が表示されます。
 サイドバーの観測点名をダブルクリックすると、視点の移動・ズームによりその観測点の観測点まとめ図が大きく表示されます。
 図中の文字・記号がきれいに並ばない場合、一度大きくズームインして、サイドバーの観測点名を再度ダブルクリックしてください。
 サイドバー上部の「巡回表示」をダブルクリックすると巡回表示が可能です。巡回は表示地名の順番で行われます。約5分かかります。
  制御用スライダーも利用できます。
  一部の観測点は表示の重なりを避けるため、当初非表示になっています。
  この観測点については、サイドバー内にある観測点のチェックボックスをチェックし、表示してください。
  また、表示が重なる観測点のチェックボックスをオフして、非表示にしてください。

4.種別年別多地点表示kml (例:SpeciesYearMultilayered.kml
 複数の観測点における動物種別の撮影頻度を表示します。
 当初は、地点と地点名のみ表示されます。
 サイドバーにある動物名のチェックボックスをチェックすると、その種の撮影頻度が地点ごとに円の大きさと数値で表示されます。
 1観測点で該当期間に複数回の観測が行われている場合は表示が重なりますが、その地点をクリックすると表示が分離されます。
 動物名横の▶をクリックして展開すると、年別の表示も可能です。
 哺乳類に加えて、出現頻度の高い6種の鳥の結果も表示されます。


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