設置方法の検討のために
森林総合研究所・北海道支所
 自動撮影装置の設置方法を検討するためのツール「 HeightsAngles.xls 」を用意しました。ダウンロードしてご利用ください。
 エクセルのワークシートで、各シートの該当欄に装置の高さや俯角などの数値を入力すると、二つの図が自動的に描画されます。
各シートの該当欄に装置の高さや俯角などの数値を入力すると、それに応じた二つの図が描画されます。
上図は装置を視点とした図、下図は設置された装置を横からみた図です。
  3つシートがあります。
1)「一般」シートでは、カメラの高さと俯角によりカメラ視野や動物の見え方ががどのように変化するかを実験できます。
2)「単眼レンズ」シートでは、1)に加えてYoyShotの単眼レンズの検知範囲が示されます。
3)「複眼レンズJP-1」シートでは、1)に加えてYoyShotの複眼レンズJP-1の検知範囲が示されます。
4)「複眼レンズSSK2822」シートでは、1)に加えてYoyShotの複眼レンズSSK2822の検知範囲が示されます。
  赤字のセル(装置の高さ・俯角・回転角度、カメラの焦点距離、動物の大きさ)のみ書き換えできます。
YoyShotのカメラの焦点距離は28mmです。
動物の大きさは、円筒形で模式的に表されています。太さ(直径)と体長を書き換えできます。
各シート中の上図は装置を視点とした図です。
   撮影画角
濃い緑が検知区画、薄い緑が大まかな検知範囲、青の矩形がカメラ視野を示します。
カメラ視野はカメラの焦点距離に依存します。
地面は1mのグリッドで表されています。
大小の赤い矩形は、1m、2m、3m、4m、5m、10m先にいるキツネ及びイイズナを模式的に示しています。

 各シート中の下図は設置された装置を横からみた図です。
   detectionimage2nd
黒がカメラ光軸、薄い緑が検知範囲、青い2本の線がカメラ視野上下を示しています。
青い線の間の2本の円弧は、カメラの最短焦点距離とフラッシュ有効距離(ISO400フィルム使用時)を示しています。
この間が、昼夜を通して写真に比較的はっきり捉えられる範囲です。
大小の赤い円は、1m、2m、3m、4m、5m、10m先にいるキツネ及びイイズナを模式的に示しています