> イベント・セミナー > 公開シンポジウム「里山の樹木の生態史〜萌芽から多様性と管理を考える〜」
更新日:2011年11月2日
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今、里山の姿が変わりつつあります。背景には、人と里山のつながりが希薄になったことがあります。里山の二次林を健全に保つためには、樹木の組成や大きさを適度にコントロールしなくてはなりません。そこで、里山に生育する多種多様な樹木それぞれの特徴、とくに伐った根株から萌芽して再生する性質を理解し、その知識をもとに管理をおこなう必要があります。今まで、こうした知識は経験則として継承されてきたと思います。しかし、これからは科学的な知識をもとに体系化していく必要もあるでしょう。このシンポジウムでは、里山にみられる多様な広葉樹の萌芽の性質にかんする最近の科学的な知見を共有し、それをもとに、よりよい里山二次林の管理方法をともに議論してみたいと思います。
2011年11月20日 (日曜日)13時30分から16時30分
名称 | 東京大学弥生キャンパス フードサイエンス棟中島ホール |
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住所 | 東京都文京区弥生1-1-1 |
交通案内 | 地下鉄東大前駅または根津駅 |
ホームページ | 東京大学弥生キャンパス フードサイエンス棟中島ホール(外部サイトへリンク) |
主催:(独)森林総合研究所
1 主催者挨拶
田中 浩(森林総合研究所森林植生研究領域長)
2 話題提供
◆里山の利用と萌芽 大住克博 (森林総合研究所)
◆萌芽からみる樹木のしぶとさと用心深さ 伊藤哲 (宮崎大学)
◆萌芽という戦略 伊東宏樹 (森林総合研究所)
◆現場からみた里山林の管理 津布久隆 (栃木県)
〜 休憩 〜
3 パネルディスカッション
司会:正木 隆 (森林総合研究所)
座席数に限りがありますのであらかじめご了承ください。
無料です。
事前のお申し込みは不要です。
関連資料
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