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我が国の人工林は高齢級化が進み大径材の供給が増加していますが、強度等の品質のばらつきが大きいことや安定供給への懸念などから敬遠されています。そこで、森林総合研究所を中心とした研究コンソーシアム「大径材強度予測共同研究機関」では、2016年度より研究プロジェクトを実施し、大径材から国産材シェアの低い梁・桁材や枠組壁工法用部材を効率よく生産し、一般住宅や中大型建築物の部材として安定供給するための研究開発を行っています。
今回、本プロジェクトによる研究成果を広く皆様に知っていただくため、宮崎県宮崎市にて公開シンポジウムを開催いたします。大径材を木材産業の日向(ひなた)に咲かせ、木材産業に携わる人々の希望と活力とするために必要な技術や、どのように大径材を使っていけばよいのかなど、お集まりいただいた皆様とともに考える機会となれば幸いです。木材に関する研究を行っている方や木材産業に携わる方はもちろんのこと、一般の方々の参加も心よりお待ちしております。
2020年2月19日 13時15分~16時45分
名称 | 宮崎県県電ホール |
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住所 | 宮崎県宮崎市旭1丁目2番2号 |
ホームページ | 県電ホールのご案内(PDF:1,002KB) |
共催:大径材強度予測共同研究機関、(国研)森林研究・整備機構森林総合研究所、(国研)農研機構生研支援センター
後援:(公社)日本木材加工技術協会、(公社)日本木材保存協会
次第
13時15分 開会挨拶
13時20分 基調講演「大径材利用の拡がり」有馬孝禮 東京大学名誉教授
14時20分 プロジェクトの概要説明 森林総合研究所四国支所 研究代表 小林功
14時35分 休憩(10分間)
14時45分 成果報告
(1)「丸太品質評価技術の開発」森林総合研究所木材加工・特性研究領域 藤本清彦
(2)「強度特性の評価」森林総合研究所構造利用研究領域 加藤英雄
(3)「製材・乾燥技術の開発」森林総合研究所木材加工・特性研究領域 伊神裕司
16時15分 ディスカッション「九州における大径材利用」
16時40分 閉会挨拶
110名
無料(事前申し込みは不要です。直接会場へお越しください。)
本研究は農研機構生研支援センター「革新的技術開発・緊急展開事業(うち先導プロジェクト)」の支援を受けて行っています。
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お問い合わせ
大径材強度予測共同研究機関事務局(森林総合研究所内)藤本清彦、外崎真理雄
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1
e-mail: taikeizai-event*ml.affrc.go.jp
(注)*は半角@に置き換えてください
Tel: 029-829-8304
Fax: 029-874-3720
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