ダイバーシティ推進室 > シンポジウム・セミナー参加報告 > 産総研ロールモデルとの懇親会
更新日:2017年8月2日
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テーマ:「先輩研究者と話してみよう!聞いてみよう!― ランチタイムをご一緒に ―」
日時 | 2009年9月16日(水曜日)12時15分-13時10分 |
場所 | 産業技術総合研究所つくばセンター 共用講堂 多目的室 |
主催 | ダイバーシティ・サポート・オフィス( DSO )事務局 |
参加者 | 金指 あや子、野村 千真 |
講師
太田 祐子さん(森林総合研究所)
山口 理栄さん(ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社)
内容
『私のロールモデル』(太田さん)
『ワーキング・ウーマン歴25年/ワーキング・マザー歴15年を振り返って』(山口さん)
参加報告
初めて子育てと仕事を両立する人にとっては、"未知のものに対する不安"が大きいかと思います。
生活の大部分を占める2点に関しての両立。考えるだけでも漠然とした不安が胸に広がります。
今回の懇談会では、2名のロールモデルからお話を伺うことができました。
どちらの方からも勉強になることが多々あり、両立の方法には正解はなく、自分なりの方法で両立していけばいいのだと感じました。また、太田さんのお話にあった"ロールモデルを一人に絞る必要はない"の一言で、様々なアドバイスを参考に、いい部分をピックアップして、自分なりにアレンジし、子育てと仕事を両方とも楽しんでいければいいと思いました。
しかし、子育てをしていると、急遽仕事を休んだり、思いがけない出来事に見舞われることもあるかと思います。そんな時には周りの人に迷惑をかけてしまうことが気がかりで、それが精神的な負担になるそうです。その際、山口さんは発想の転換をして、"そのときに手を貸してくれた人には心の底から感謝をし、いざ自分が次の世代の子育てをしている人に手を貸せるようになったときには進んで手を差し伸べる"というように考えたそうです。こう考えれば自分も気が楽になり、次世代にとってもいい手助けになるのだと思いました。
周りに目を向ければ、たくさんの素晴らしいロールモデルがいる。
そう考えるだけでも子育てと仕事の両立に関する不安は減りそうな気がします。
前を向いてガンガン突き進んでいくのも大切でしょうが、時には周りをキョロキョロ見つつ、ゆっくり進むのも必要なのかもしれません。
男女共同参画室 野村 千真 :記
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