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更新日:2016年1月29日

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北東北地域の大学連携による男女共同参画推進シンポジウム

テーマ:「男女共同参画から多様な人材が活きる大学へ」

 日時  2011年3月3日(木曜日)13時00分-16時00 分
 場所  岩手大学総合教育研究棟(教育系)北桐ホール
 主催 国立大学法人岩手大学
共催 弘前大学・秋田大学・岩手県立大学・岩手歯科大学・盛岡大学・富士大学
参加者 大西 尚樹

 

  参加報告

講演の最初は文科省の方で、昨今の男女共同参画に関する取り組みについての説明でした。
私(たち?)にとって、それほど新しい情報というのは無かったのですが、会場(岩大の教官。文系?)から、「学会ごとで男女共同参画に対する温度差がある。大学への支援だけでなく、学会への支援もして欲しい。たとえば、大会における託児室の費用の援助など」という意見が出ていました。
これに対して、『学会へのサポートはできるが、制度面や費用面での援助は難しい』という回答でした。また、『そうした取り組みは学協会で行っているはず』とのことでした。
これについては、文科省の方に同意でした。
森林学会や生態学会のように大規模な学会だけではなく、哺乳類学会のような小さい学会でも託児室は大会費用からまかなっているわけですし…それに、学会は数人のグループが●●学会と名乗った時点で設立されてしまうグレーな組織もあり、ひとくくりに国としてのサポートは難しいのでは?と感じました。とはいえ、研究組織と学会は、学界における車の両輪のような関係だと思うので、学会においても男女共同参画の意識が広まるような企画等も今後も必要でしょう。

 

東北支所 生物多様性研究グループ大西 尚樹 : 記



 

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