ダイバーシティ推進室 > シンポジウム・セミナー参加報告 > 産総研DSO総会・機関担当者懇話会・エンカレッジセミナー

更新日:2016年1月29日

ここから本文です。

産総研DSO総会・機関担当者懇話会・エンカレッジセミナー

テーマ:「DSO参加機関の地域拠点の連携について」、「経営戦略としてのダイバーシティ」

 日時  2011年4月27日(水曜日)13時30分-17時00 分
 場所   産業技術総合研究所共用講堂多目的室 
 主催  ダイバーシティ・サポート・オフィス( DSO )事務局
参加者 太田 祐子・高橋 公子・高野 麻理子・平出 政和・角田 光利

 

参加報告

DSO総会・機関担当者懇話会「DSO参加機関の地域拠点の連携について」

DSO参画13機関が集まり、昨年度活動報告と今年度活動計画の承認が行われた。学生のインターンシップ受け入れ協力や各機関の保育支援や制度情報について、メーリングリストなどを活用し共有を諮ることなどが提案された。DSO機関担当者懇話会においては、「自機関内の地域拠点の連携・活用事例」について、産総研・森林総研・農研機構が紹介を行った。森林総研からは高橋(公)、太田が、高橋(公)が中心になって推進した東北支所での周知・意識啓発活動の紹介を行った。

男女共同参画室 太田 祐子: 記


エンカレッジセミナー「経営戦略としてのダイバーシティ」

このセミナーでは、生活の質と仕事の両立や、事情を抱える人に配慮した職場環境の整備を、福利厚生の課題としてではなく、人材活用の基本戦略として提案されていた点が印象的でした。職場の人材が介護によって奪われる「介護リスク」は、顕在化していないだけですでに現実の問題になっているそうです。今後労働者人口が減っていく中で、企業が生き残るためには、介護リスクに積極的に備える職場環境の整備、すなわちダイバーシティが不可欠になっていくだろうとのことでした。当研究所でも、職員数が制限されていくなかで、既存の人員をいかに活用するかは今後大きな課題になっていくと予想され、示唆に富んだ講演でした。講師の方は、働き盛りの男性でありながら、育児休業を取り、現在も育児と介護を担いつつ、このような講演を行うなど着実にキャリアアップを図られてきたようです。まさしくスーパーマンのように聞こえますが、実際の体験に裏打ちされたお話は切実で身につまされ、感動する場面も多かったです。我が身を振り返ると、子供には仕事を言いわけにし、職場では周りに甘えさせてもらいっぱなしのなさけない自分です。みんながスーパーマンにはなれないかもしれませんが、各人がそれぞれの方法で能力を発揮できる機会を与えられたら良いと思います。ついつい楽な方に流されがちですが、男女を問わず、努力や工夫を重ねる人には道を開いていけるような男女共同参画でありたいと感じました。

男女共同参画室併任 高野 麻理子: 記

 

ページの先頭へ戻る

お問い合わせ

所属課室:企画部研究企画科ダイバーシティ推進室

〒305-8687 茨城県つくば市松の里1

電話番号:029-829-8360

Email:geneq@ffpri.affrc.go.jp