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更新日:2016年2月3日

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産業技術総合研究所 日本を元気にする産業技術会議シンポジウム参加報告

 日時  2013年7月2日(火曜日)13時30分-17時30分
 場所 日経ホール
 主催  産業技術総合研究所/日本を元気にする産業技術会議
 共催  ダイバーシティ・サポート・オフィス(DSO)
 後援  日本経済新聞社
参加者  城土 裕、古澤仁美、菱川裕香子

 

  1.  基調講演 
    「ダイバーシティ、ワーク・ライフ・インテグレーションと、イノベーション」/ シカゴ大学教授 山口一男
  2.  特別講演 
    「企業における研究開発とダイバーシティ」/ 塩野義製薬K.K.専務執行役員 澤田拓子
    「環境研究とダイパーシティ」/ 産総研フェロー 中西準子
  3.  パネルディスカッション
    モデレーター:渡辺園子(日本経済新聞社編集局産業部長 )
    パネリスト:山口一男、澤田拓子、中西準子

 参加報告 

基調講演・パネルディスカッションを通じて、女性の活躍促進や管理職登用のために必要なことについての方策が示されていたと思う。中西氏は教授になって以降、次々とプロジェクトを実行することで自分の能力を試すことができたのがよかったと述べられて、(女性)研究者のスキルアップのためにプロジェクトリーダーを任せてみるのがオススメとのことだった。山口氏によると、アメリカではマイノリティにチャンスを与えるよう配慮することが常識となっているとのことだった。日本では産休や育休をとると戦力外と見なされ閑職へ配置換えになり昇進のチャンスを与えられないが、アメリカでは育休後も以前と同じように働くようになればキャリアアップできる、と両国の差を強調されていた。
このシンポジウムでも柔軟な勤務制度をつくることが女性の活躍促進に必要であることが指摘された。裁量労働のできる職種を拡大するなど、柔軟な勤務制度を推奨する政策を国が行ってほしいと感じた。


男女共同参画室長 古澤 仁美 : 記

 

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