ダイバーシティ推進室 > シンポジウム・セミナー参加報告 > 2014年度シンポジウム・セミナー参加報告 > 第12回男女共同参画学協会連絡会シンポジウム
更新日:2021年3月10日
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日時 | 2014年10月4日(土曜日)10時-17時45分 |
場所 | 東京大学 駒場キャンパス 大学院 数理科学研究科棟 大講義室(目黒区駒場3−8−1) |
主催 | 男女共同参画学協会連絡会 |
共催 | 東京大学 |
後援 | 内閣府男女共同参画局、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、日本学術会議、科学技術振興機構 |
参加者 |
菱川 裕香子、 高野麻理子、木村 恵(林木育種センター) |
全体テーマ: 女性研究者・技術者を育む土壌 ~連携・融合による支援をめざして~
【午前の部】
分科会 A 「女性技術者の働き方-意識・組織・制度-」
分科会 B 「同居支援への支援案の模索」(担当:日本植物生理学会・日本植物学会)
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菱川裕香子さんがポスターセッションをしました |
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【昼の部】
ポスターセッション
【午後の部】 全体会議 I (特別講演他)
特別講演 :板東 久美子氏 (消費者庁長官) 「女性研究者、技術者の一層の活躍に向けて」
全体会議 II(パネル討論他)
パネル討論 「男女共同参画学協会連絡会の要望書の具現化に向けて」ファシリテータ: 杉山 由恵 (九州大学・日本数学会)
各種報告
10月4日に第12回男女共同参画学協会連絡会シンポジウムが東京大学で開催されました。私は日本森林学会所属の立場で分科会 B「同居支援への支援案の模索」にて単身赴任をしながら研究を続ける実情について話題提供しました。研究者家族が離れて暮らし、それぞれが働くという“Dual career”問題について実態を紹介し、解決策について議論がなされました。すでに運用されている支援策として、岩手大学が単身赴任手当ての対象とならない着任時から別居している研究者に対し、単身赴任に順ずる両住まい手当てを支給する例が紹介されました。また、職階の概念を盛り込んだRPDの発展版となるバーチャル大学の提案など、興味深い例も提示されました。また、情報交換の場では森林総研で活用されているテレビ会議やWebミーティングシステムについて質問を受けました。日本全国に支所や育種場を持つ森林総研においてもDual careerや両住まいは身近な問題だと思います。より柔軟な働き方が可能になるよう、関連機関とのより一層の情報共有が望まれると感じました。
林木育種センター 木村恵 記
発表の様子
木村恵さんが分科会B同居支援への支援案の模索について報告しました。 (撮影・河野裕昭氏)
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