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平成28年度第2回DSO懇話会報告

日時 2017年01月17日(火曜日)
場所 産業技術総合研究所つくば本部共用講堂(つくば市梅園1-1-1)
主催 DSO事務局
参加者 桂川理事、ダイバーシティ推進室メンバー6名

参加報告

20170117dso懇話会2017年1月17日に産業技術総合研究所(つくば市)のつくば本部共用講堂にて、平成28年度第2回DSO懇話会が開催されました。本会には、森林総研(幹事機関)、産総研、物質材料機構、農研機構、筑波大、高エネ研、JAXAの7機関の担当者が参加し、各機関におけるダイバーシティー推進の現状について活発な情報交換を行いました。

DSO会長の桂川森林総研理事より、女性や多様な人材が自然に活躍する社会がメインストリームになる、そんな近い将来のメインストリームを作るつもりで取り組んでいきたい、との挨拶から開会しました。懇話会は二つのテーマについて、参加各機関が取組を紹介する形で進行しました。

前半は「外国人職員支援の取組状況」とし、各機関の外国人の受け入れ・支援体制についての取組について情報交換を行いました。とりわけ外国人研究者の多い物質材料機構(全研究員の約28%が外国人)では、「パーマネントの研究員の国際公募(応募から面接まで全て英語)」「公用語を英語としている研究部署」「生活支援する専門の部署と専属スタッフの配置」など、積極的に海外からの研究者を支援している取組をご紹介いただきました。一般的には、日本に不慣れな外国人を受け入れるのは、本人も受け入れ側にも負担が増えることと思われがちですが、多国籍な人材による組織の活性化、成果の向上、などあまりあるメリットがあることが強調されました。

後半は「出張時の子供一時預り」をテーマに、まずは所内に保育施設を設置している森林総研や産総研や筑波大から、保育施設の紹介や現状、問題点などをご紹介いただきました。産総研は8時から20時までの、筑波大では22時までの利用が可能とのことで、これは公立の保育所よりも長いです。例えば東京までの日帰りの出張の時、お迎えに間に合わない、という悩みにも対応してます。また、保育施設が職場になくても、民間の託児所やベビーシッターと委託して、保育を提供している機関も多くありました。高エネ研では病中病後児も24時間対応できる民間業者と委託していることで、突発的な状況にも職員が安心して勤務できる取組を進めておりました。

盛況のうちに懇話会は終了し、その後の交流会にもほとんどの方が引き続き参加しさらに活発な情報交換が行われました。

植物生態領域 樹木生態研究室 矢崎 健一: 記

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