ダイバーシティ推進室 > シンポジウム・セミナー参加報告 > TIDE異業種交流会2025参加報告
更新日:2026年2月13日
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TIDEとは筑波大学、産業技術総合研究所、日本IBMの主催するDE&Iの推進の取り組みで、定期的に異業種交流会を開催するなど、エンパワーメント活動を行っている。参加した本会は筑波大学の山口香氏からTIDEの紹介および挨拶があり、引き続き産総研と日本IBMからも、産総研ではダイバーシティ推進と人事を一体化させた組織ができたことや日本IBMでの女性技術者コミュニティーCOSMOSといった取り組みの紹介を含んだ挨拶があった。
その後、グループワークの準備として企画者である早坂美奈子氏よりメンタリングの特性や効果についてのレクチャーがあり、そこからグループワークを行った。
グループワークは各班から「メンター」「メンティー」「オブザーバー」の役割を決め、班ごとのファシリテーターの指示のもと、3つのストーリーから1つの課題を選び、メンターがメンティーにメンタリングするロールプレイを行い、オブザーバーがその様子を記録した。ストーリーは職場での疎外感を感じる状況や、昇進へのためらいがある状況などで、私の参加したチームは20代女性職員の男性中心の職場での疎外感を選んだ。その紙に書いてあったメンティーの課題について、15分間のロールプレイでメンタリングを行った。メンターは状況を理解し、助言を求められているのか傾聴に重きを置くのかなどのふるまい方を考えながら、男性ばかりの職場集団への入りかたなどを話し合った。ロールプレイ後、それぞれの立場からの気づきを取りまとめ、最後に各班が前に出てその気づきを発表した。審査員はその中からベストメンタリング賞を選定した。ベストメンタリング賞には育児負担を扱ったチームが選出され、ストーリーにそった「芝居」であるのに、オブザーバーも共感で涙が出そうなほどになったと話していた。
メンタリングはいきなり本番を迎えたときには、言わなくてもいいことを言ってしまったり、会話が一方通行的になってしまったりの危険をはらむため、こういったロールプレイを用いたグループワークはメンター、メンティー双方にとって有益であると考えられた。個人的には、日本IBMの女性技術者コミュニティーCOSMOSリーダー(IBM技術者の最高職位「IBMフェロー」)が話していた、昇進について積極的じゃなくても、「あなたが進まないと後ろがつっかえてしまう」の言葉に後押しされたというのが印象的だった。
森林昆虫研究領域 加賀谷悦子:記
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