森林保険センターおよび森林整備センター平成28年度ダイバーシティ研修会報告
更新日:2018年2月27日
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森林保険センターおよび森林整備センターが平成28 年度ダイバーシティ研修を実施しました。大貫森林保センター所長の挨拶ののち、森林総合研究所ダイバーシティ推進室安部室長が「森林総合研究所におけるダイバーシティ推進の方向性」というタイトルで、ダイバーシティの必要性と森林総合研究所の取組内容、今後の取組の方向性について説明の講義を行いました。
その後、森林保険センター津山参事が今年度実施した男女共同参画意識調査の森林保険センターと森林整備センターの回答分について、回答の傾向を説明しました。仕事と家庭と地域・個人生活の優先度 の調査では、仕事だけでなく家庭や地域・個人生活を優先したいという回答が多かったのですが、実際には仕事が優先している実態が見られました。
休憩ののち、NPO法人パオッコの太田差恵子氏が、「どうする?親の介護 仕事と両立するための知恵と戦略」と題する講演をされました。介護は入院から始まることが多く、入院の時点で介護のスケジュールを考えた方がいい場合が多いということ、実際の介護ではどのようなサービスが必要で受けられるかを、金額とも相談して判断していくことが求められるということをお話されました。最後に、最も重要なこととして、親などの介護が必要になりそうな方は絶対に仕事を辞めずに、出来る限りのサービスを利用して乗り切ること、分からないことは「地域包括センター」などの専門の窓口に相談することが重要であること、また、職場としても、日頃から信頼関係を築き、お互いの家庭状況を把握し、「介護」についても話せる職場環境作りが大事であることを述べられました。
先生には、4 年前に森林総合研究所でご講演をしていただきました。非常にわかりやすく、再度、お話しいただいてもよいと感じました。研修への参加者は森林保険センター22名、森林整備センター54名でした。
報告:森林保険センター 大沼 清仁、津山 藍、重松 千晶
森林整備センター 橘 宏幸、野間 一宏
ダイバーシティ推進室 安部 久
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