ダイバーシティ推進室 > 知る > ダイバーシティ推進セミナー > 令和8年度労働衛生週間講演会・第49回ダイバーシティ推進セミナー開催報告
更新日:2026年10月9日
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【演題】「発達障害の理解」
【講師】日本医科大学付属病院精神神経科講師/成重竜一郎医師
【日時】令和8年10月6日(火曜日)15時30分~17時00分
【会場】森林総合研究所大会議室+オンライン
【対象】全役職員
令和8年度労働衛生週間講演会・第49回ダイバーシティ推進セミナーとして、日本医科大学付属病院精神神経科講師成重竜一郎医師を講師としてお招きし、「発達障害の理解」と題した講演会が開催された。
今回の講演では、発達障害(神経発達症)の基本的な理解をはじめ、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)の特徴、発達障害を抱える人への支援のあり方について解説が行われた。
発達障害は生まれつきの脳機能の特性によるものであり、自閉スペクトラム症や注意欠如・多動症などが含まれる。発達障害の特性は幼少期から見られることが多く、人によって現れ方や程度は大きく異なる。そのため、同じ診断名であっても困りごとや必要な支援は一人ひとり異なることが説明された。
自閉スペクトラム症では、対人関係やコミュニケーションの困難さ、興味や行動の偏りなどが特徴として挙げられる一方、特定の分野に対する高い集中力や豊富な知識を持つ場合があることが紹介された。
注意欠如・多動症では、不注意や衝動性、多動性といった特徴が見られるが、その反面、行動力や発想力などの強みとして発揮される場合もあるとの説明があった。
発達障害を単に個人の問題として捉えるのではなく、本人の特性と周囲の環境との関係を理解することが重要であるとの話があった。同じ特性を持つ人でも、環境や周囲の関わり方によって困難さの程度は異なり、分かりやすい説明や見通しを持ちやすい環境を整えることで、生活や仕事のしやすさが向上することが紹介された。
支援においては、苦手な部分を改善することだけでなく、本人の得意なことや強みを活かす視点を持つことが大切であると説明された。発達障害の有無にかかわらず、一人ひとりの特性や違いを理解し、それぞれに応じた関わり方を行うことが、より良い人間関係や職場環境につながるとのことであった。
今回の講演を通じて、発達障害についての理解を深めるとともに、相手の特性や背景を理解しようとする姿勢の大切さを改めて認識した。今後の業務においても、一人ひとりに応じたコミュニケーションや配慮を心掛けていきたい。
総務課人事係(ダイバーシティ推進室併任)山田美穂:記
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