ダイバーシティ推進室 > 知る > つながりプロジェクト-第2回-参加報告
更新日:2022年12月13日
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なお、森林総研には、研究職員と研究支援職員(一般職員)との相互理解のために業務体験という取り組みがあります。今回はその一環として2名の研究職員につながりプロジェクトをお手伝いいただきました。以下はその報告です。
(*1)研究職員と研究支援職員(一般職員)との相互理解のために行われている業務体験。令和4年度は、入所4年目までの研究職員が、研究支援職員の業務を体験することになっています。 野生動物研究領域 大橋春香:記 |
この度「コーヒーブレイク企画」との共催で開催された「つながりプロジェクト」に、令和4年度研究職員の研究支援業務体験の一環で参加させていただきました。
会場の前方にゲストの川上さん、司会・進行役としてコーヒーブレイク企画担当の石崎さん、ダイバーシティ推進室室長の永田さん、会場後方には、コーヒーなどの飲み物や、川上さんご持参の明治カールとカール風の軽いお菓子などが用意されました。
全体としては参加者が皆前を向くような講義形式のセッティングであったため、ゼミの形に近い「コーヒーブレイク企画」よりも、少し畏まった雰囲気でスタートしました。しかし、冒頭での正しいカールの食べ方(包装紙の底を内側に折り込んでいくと、某お菓子が泉のように湧き上がってくる)紹介に始まり、昔から話すのが上手だったのか、子ども科学電話相談の質問に対する回答の準備の仕方、なぜ赤い服を着るのか、執筆依頼を受けた時に考えることなど話題が尽きず、大変和やかに終了時間を迎えました。
全てをご報告できませんが、執筆する際に気を付けていることとして、真面目に正しいことだけを書いていると読んでいる方も退屈する、だから色々な(時には必要のないくらいの)例を挙げて、ただし例がなくても理解できるように書くようにしているというお話、また、子ども科学相談では、質問の背景にある思いを丁寧に聞きながら、聞き手の理解に合わせて答えられていることが印象的でした。
川上さんの本を未読の方には、まずは『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』を手にとっていただくことをおすすめします。長距離通勤が苦にならなくなり、伝え方の勉強もできて、鳥だけでなく色々な生物について楽しく学べること請け合いです。
構造利用研究領域 本山 友衣:記
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第2回つながりプロジェクト会場の様子 | 川上さんのお話の様子 | 執筆本紹介コーナーでの様子 |
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研究支援業務体験の様子 | 多岐にわたる川上さんの執筆本の一部 | お話しを聞きながら執筆本を手に取る |
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