ダイバーシティ推進室 > 国立研究開発法人森林研究・整備機構の取組み > こんな活動をしています > つながりプロジェクト-第5回-開催報告
更新日:2023年12月22日
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特定のテーマで興味を持った方々が集まるプラットフォームとして昨年度立ち上がった『つながりプロジェクト』。私も何度か参加させていただきました。開催案内資料の最後に『取り上げて欲しいテーマなど何かアイディアがありましたら、ぜひダイバーシティ推進室へ』とあり、勇気を出してダイバーシティ推進室へ相談したところ、快く実現していただきました。
今回の「ダイバーシティ・コミュニケーション研修」は、外国語を母語とする職員との意思疎通をスムーズにするきっかけ作りになればと企画した研修です。
英語が苦手な人にとっては、英会話と聞くだけで弱気になり、視線を逸らしたり、逃げようとする人もいます。少なくとも私はそうです。一般的な語学研修では講師がネイティブスピーカーであることをメリットとして掲げていますが、英語弱者にはそれがハードルとなります。また、年齢を重ねた私(達)には、耳(発音)から学ぶ英語より、理論的・実践的な英語の方が身につきやすいです。
これらを考慮すると今回の講師である藤間剛さん(企画部国際戦略科)はうってつけ。研究所の状況をよく知る研究員、英語も話せる日本人という立場から所内の実態に沿った話題を提供していただきました。藤間さん自身の体験談とシュールな画像を織り交ぜて雰囲気を和ませていたき、だいぶハードルを下げていただきました。
会場を見渡すと、一般職だけでなく、研究職(役員・管理職含む)もおり、「英語は怖くない」というテーマで、職域を越えて交流を深めることが出来ました。個人的には『簡単な日本語であれば、所内にいる外国人研究員には通じる』ということがわかり、少し恐れがなくなりました。
実習として、外国人との対話中にポケトーク(昨年度つくばで導入)やスマホアプリのスマートな切り出し方、翻訳ソフトを使う際のコツ(個人情報・機密情報は翻訳しない、1つの文は短く、簡単な日本語を使う等)を伝授していただきました。日々使っている方には当たり前のことでも、逃げてばかりの英語弱者には耳よりな情報が多数ありました。「英語を話す」ではなく、まずは「英語を使ってみようかな」というきっかけに繋がればと思います。
ご参加くださった皆様、企画を引き受けてくださったダイバーシティ推進室の皆様、誠に感謝申し上げます。
企画部 研究企画科 人材育成係 倉持 映子:記
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開会あいさつ(人材育成係 倉持さん) | 講師の藤間さん | 会場の様子 |
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