ダイバーシティ推進室 > 国立研究開発法人森林研究・整備機構の取組み > こんな活動をしています > 植物学会ダイバーシティ推進セミナー参加報告
更新日:2022年10月7日
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2022年9月15日~19日に日本植物学会第86回大会が開催された。新型コロナ対策等に十分に配慮した運営がなされた上で、17日~19日に限り3年ぶりにオンサイト開催となった。18日には,『SNSの光と影-植物科学研究における活用を考える-』と題するダイバーシティ推進セミナーがあり、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構国際情報学府教授の横山宏美氏による、科学技術社会論という異分野の観点から話題提供があった。横山氏からは「オンラインハラスメント」等の問題提起があり、そこにSNSやtwitterを多く利用している植物学会員研究者がパネリストとして加わった。パネリスト間のディスカッションは、“個々の研究者が、その光と影の側面を理解しつつどのように付き合い説明責任を果たすか”を考える機会を与えるものだった。本セミナーは、植物学会twitter担当の稲田のりこ氏による「個々の対応では難しい部分が多いので,グループや学会がサポートし“グループボイス”になるように支援すべき」との発言で締めくくられた。
本会場でのオンサイト参加は約70名、他に同じ広さで中継がスクリーンに映されるSub会場での参加(人数は不明)、Zoomでのオンライン参加(人数は不明)があった。
植物学会は女性会員割合が比較的高く、また2020年から男女共同参画委員会の名称をダイバーシティ推進委員会と変更したこともあって、多岐に渡る話題が提供され興味深い。
日本植物学会第86回京都大会:URL http://bsj.or.jp/bsj86/
樹木分子遺伝研究領域
チーム長(樹木代謝成分担当)伊ケ﨑 知弘:記
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