ダイバーシティ推進室 > シンポジウム・セミナー参加報告 > 女性研究者・技術者異業種交流会/TIDE Women’s Award 2024参加報告

更新日:2024年9月19日

ここから本文です。

女性研究者・技術者異業種交流会/TIDE Women’s Award 2024参加報告

  • 【日時】令和6年9月9日(月曜日)15時-17時
  • 【会場】筑波大学東京キャンパス
  • 【対象】一般
  • 【開催機関】筑波大学、日本アイ・ビー・エム株式会社、産業技術総合研究所

 20240909女性研究者_技術者異業種交流会_TIDE_Women’s_Award_2024(クリックで拡大)女性研究者・技術者異業種交流会/TIDE Women’s Award 2024ポスター(PNG:838KB)

参加報告

TIDE異業種交流/TIDE Women’s Award 2024に参加しました。”TIDE”は、潮流、潮(うしお)の意で、前線で活躍する女性研究者・技術者の取り組みを共有することを目的とした交流会です。様々な業種の女性研究者・技術者5名から「私のキャリアとWell-being」をテーマとしたプレゼンテーションがありました。それぞれに魅力あふれるキャリアが紹介され、Well-beingに繋がる多様なヒントが示されました。以下に一部を紹介します。

  • 女性研究者、外国籍研究者として研究と子育てに取り組む最中に病気になり、いつの間にかストレスを抱えていることに気がついた→ストレスへの対処として、時間とお金がある時/ない時にも様々な選択肢を:美味しいものを食べる、旅行に行く、趣味のことをする、近くの公園に行く(自然に接する)等
  • スウェーデンの生活を振り返って:心身の健康(運動と睡眠)、業務の間のコミュニケーション(フィーカ:コーヒーとお菓子を片手に息抜きと情報共有の時間)の重要性
  • スポーツの(非財務的)価値の定量化の重要性:スポーツは参加、社会的相互作用、関与を通じて社会関係資本の構築と維持に重要な役割を果たす(心理的な便益だけでなく、コミュニティ意識の高まり、感情の変化等)
  • ITの進化に伴い商品やサービスへの要求水準が上がり続ける状況で、自分らしさとの衝突を減らすために:他者を真似ること、演じることをその場その場でうまく選択することで全人格労働を回避
  • ウェルビーイングにおけるアートとデザインの役割:ともに作ることの過程を大事にすることで、病院の中の医療や福祉の環境の向上に繋がる、生きる力を引き出す環境を実現できる可能性。
  • 自分らしく働き、研究と向き合うために:自分に正直であること、越境し続けること、根拠のない自信を持つこと

発表後は参加者同士の交流会が行われ、最後にプレゼンテーション発表者の中から「TIDE Women’s Award」受賞者が決定されました。

日常では出会うことができない様々な年齢、専門、立場の異業種の方から様々なお話を伺うことができ、DSOの連携の重要性を改めて感じる機会となりました。

材研究部門 構造利用研究領域 木質構造居住環境研究室(ダイバーシティ推進室併任)本山友衣 :記

20240909TIDE異業種交流会

ページの先頭へ戻る

お問い合わせ

所属課室:企画部研究企画科ダイバーシティ推進室

〒305-8687 茨城県つくば市松の里1

電話番号:029-829-8360

Email:geneq@ffpri.affrc.go.jp