ダイバーシティ推進室 > 国立研究開発法人森林研究・整備機構の取組み > こんな活動をしています > ダイバーシティ・サポート・オフィス(DSO)令和2年度第2回懇話会開催報告
更新日:2021年3月19日
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DSO令和2年度第2回懇話会が、2021年2月16日(火曜日)にWeb会議システムにより開催された。農業・食品産業技術総合研究機構のウェブ主催により実施され、前掲の二つのテーマについて活発な情報・意見交換がなされた。
司会進行・モデレーターは農業・食品産業技術総合研究機構 加藤晶子氏となり、11機関31名の参加により進められた。
テーマ(1)のオンラインイベントや研修については、ワークライフバランスの実現を目的とした介護に関するセミナーの開催が多数の機関から報告された。女性職員の活躍推進および女性研究職の採用拡大を目的に、中高大の女子学生に向けた懇談会や見学ツアー開催、女性研究者リーダーシッププログラムの実施、ランチ交流会などのイベントの事例が報告された。キャリア形成を目的にキャリア形成支援研修・メンター研修を設けている機関もあった。外国人研究者の採用・受入支援および活躍支援として外国人を対象としたイベントや研究者(職員)向け英語研修(科学英語論文セミナー等)などを実施している事例も報告された。一般公開生放送配信(YouTube 等)や女性研究者による模擬授業および実験室紹介(事前収録した動画配信)を実施している機関もあった。オンラインイベントの周知方法や参加対象者の決め方、配信ツールなどについて実情に即した情報交換がなされた。
テーマ(2)のコロナ禍の影響で、今までの取り組みと違った活動については、在宅勤務の緊急実施や押印廃止に向けた取り組み、オンラインシステムを介した海外研究機関との共同研究の実施、会議・セミナー等のオンライン導入(会場+Web)などについて複数機関から報告された。また、新型コロナウィルス感染症への対応(出勤自粛、ガイドラインの整備等)や子連れ出勤等の特例的な許可、職員から収集した情報(在宅勤務とコロナ禍で工夫したこと)の解析・共有についての報告もあった。子連れ出勤の専用スペース設けや職員要望への対応策検討、海外若手女性研究者受け入れ事業実施などについて紹介があった。
イベント情報・発信のオンライン開催を進めることによって遠隔地の聴講希望者と発表者が参加しやすくなったことや生放送・録画配信で海外からの視聴もあり、知名度アップしたこと、受講者・聴講者が増えたことが報告された。一方で、環境が整っていない方への対応が必要(事前接続テスト)になることや参加者同士の交流がしにくいことについて改善していく必要があるとの意見もあった。
それ以外に、農研機構の研修動画(NAROトレチャンネル)の紹介があった。
DSO事務局懇話会議事録より
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