ニセコ山塊:登山道
観測結果
哺乳類の撮影頻度
詳細はnisekotrail.kmlをダウンロードしてGoogle Earthで御覧ください 調査地の様子がよくわかります(kmlファイルの使い方参照)。

調査地はニセコ山塊の主尾根です。道々268号線の登山口から入り、目国内岳を過ぎて湿原近くまで全長4kmの登山道沿いで調査しました。

●観測情報
1) 2006年秋に3週間の調査を行いました。クロテンの生息情報があったため、その確認を目的としました。
2) 装置は、登山道沿い7ヶ所に設置しました。
3) 登山者の撮影を避けるため夜間のみ稼働の設定にするつもりが、1地点では間違って24時間稼働の設定になりました。
  間違って24時間稼働となった1地点では、登山者の通過撮影のために1週間でフィルム切れとなりました。
4) 稼働モード混在のため、上図では、稼働モード無関係に集計した結果を、下側に全地点夜間データのみ抽出集計した結果を示しています。
  下の撮影状況図も同様です。ただし、上図では上下の関係が、下図では左右で示されています。左図で無用撮影が多いのは、登山者の撮影のためです。

●観測結果
1) 撮影頻度は、キツネ、ユキウサギ、ニホンテンの順でした。
2) クロテンではなく、ニホンテンが記録されました。
3) コウモリも高い頻度で撮影されました。
4) 鳥は記録されませんでした。

●観測情報(図): 参照
調査期間 撮影頻度 撮影地点分布