
哺乳類の撮影頻度
北大中川研究林において、森林総合研究所が2000年9月から2002年6月にかけて6回行った自動撮影技術開発試験の結果です。
●観測情報
1) 観測そのものではなく、観測の手法開発のために行った試験調査です。撮影装置YoyShotも初期のタイプ(G1.0, G1.1, G2.0)を使っています。
2) 検知率推定のために各地点に装置2台を数m離して併置する方法をとりました。この方法は撮影頻度を低下させる効果があったことが後で判明しました。
片方のカメラの撮影に驚いた個体が林道を外れるなどして、もう片方の装置の前を通過しないためです。
種によって影響は違い、シカやキツネでは通過頻度が2/3程度に下がる効果を持ったと推定されました。タヌキにはほとんど影響しなかったようです。
他種については影響を量的に推定できるだけのデータが得られませんでしたが、クマにかなり影響があったのは確かです。
3) 上図に示した有効地点数は、併置した装置を別地点として数えています。実質的な撮影地点数は、その半分になります。
●観測結果
1) 上記の通り、方法に由来する影響を考慮する必要がありますが、全体的に、中大型哺乳類の撮影頻度には大きな差が見られません。
2) 鳥は11種記録されています(キジバト・エゾライチョウ・トラツグミ・ヤマシギ・カケス・シロハラ・ツグミ・クロツグミ・ハシボソガラス・アカハラ・ノスリ)。
●観測情報(図): 参照
●観測情報
1) 観測そのものではなく、観測の手法開発のために行った試験調査です。撮影装置YoyShotも初期のタイプ(G1.0, G1.1, G2.0)を使っています。
2) 検知率推定のために各地点に装置2台を数m離して併置する方法をとりました。この方法は撮影頻度を低下させる効果があったことが後で判明しました。
片方のカメラの撮影に驚いた個体が林道を外れるなどして、もう片方の装置の前を通過しないためです。
種によって影響は違い、シカやキツネでは通過頻度が2/3程度に下がる効果を持ったと推定されました。タヌキにはほとんど影響しなかったようです。
他種については影響を量的に推定できるだけのデータが得られませんでしたが、クマにかなり影響があったのは確かです。
3) 上図に示した有効地点数は、併置した装置を別地点として数えています。実質的な撮影地点数は、その半分になります。
●観測結果
1) 上記の通り、方法に由来する影響を考慮する必要がありますが、全体的に、中大型哺乳類の撮影頻度には大きな差が見られません。
2) 鳥は11種記録されています(キジバト・エゾライチョウ・トラツグミ・ヤマシギ・カケス・シロハラ・ツグミ・クロツグミ・ハシボソガラス・アカハラ・ノスリ)。
●観測情報(図): 参照


