留辺蘂(るべしべ)
観測結果
哺乳類の撮影頻度
詳細はrubeshibe13-18.kmlをダウンロードしてGoogle Earthで御覧ください 調査地の様子がよくわかります(kmlファイルの使い方参照)。

北見から層雲峡に向かう国道39号沿いの国有林内にあります。標高500m代です。

●観測情報
1) 2013年に試行し、2014年から5地点で観測を開始しました。
2) 2014年には6月4日から10月31日まで連続で行なわれた観測を、3期間に分割してまとめました。
3) 2015年には5月初めから10月末までの半年間に、6週間の観測が3回行われました。
4) 2017年2018年は2016年夏の台風による林道崩壊の影響により撮影地点数が1ないし2地点となっています。
5) 観測にはCuddback-Ambushという機種(デジタル映像式で夜間可視光フラッシュが光るタイプ)が使われています。
6) 無効撮影がほとんどありませんが、検知範囲が狭いようです。
  このため、キツネ・タヌキや鳥など中型以下の大きさの動物の林道通過頻度は過小評価されている可能性があります。
7) この観測は日本赤十字北海道看護大学によって行なわれています。

●観測結果
1) キツネ・シカ・タヌキ・クマが毎回記録されています。
2) 2014年にはクロテンとイヌが、2015年にはネコが記録されましたが、それぞれ撮影は1枚のみです。
3) 2015年には2014年よりも、画角内の位置による検知むらがなく、中型哺乳類もしっかり撮影されている印象です。
  キツネやタヌキの撮影頻度が前年より大きいのは、そのせいだと思われます。
4) 2015年と2018年の春・夏の調査では、餌をくわえて運ぶキツネの姿が多数撮影されました。近くにキツネの巣があったようです。
5) 鳥は1種記録されています(ハシブトガラス)。

●観測情報(図): 参照
調査期間 撮影頻度 撮影地点分布