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更新日:2026年4月1日

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生物多様性・気候変動研究拠点

生物多様性・気候変動研究拠点は2研究室で構成されています。生物多様性研究室は、生物多様性、生態系機能、生態系サービスのメカニズムの解明と評価に関する研究、生態系の保全や管理に関する研究、自然と人や社会との地域的・伝統的なかかわり方などに関する研究を行っています。気候変動研究室は、主に気候変動と森林生態系に関する研究、気候変動政策・対策に関わる研究、そして行政にまたがる社会実装業務を国内外の森林研究機関等との連携・研究協力を通じて進めています。

研究員

【生物多様性・気候変動研究拠点】

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宮本 和樹 外部リンク用アイコン(拠点長)

人工林管理、森林炭素動態、熱帯林

岡部 貴美子 外部リンク用アイコン(研究専門員)

ダニ学、生物多様性、共生、人獣共通感染症

道中 哲也 外部リンク用アイコン(研究専門員)

森林推移、REDD+、林業経営、ライフサイクルアセスメント(LCA)、時系列分析

平田 泰雅 外部リンク用アイコン(併任)

気候変動、リモートセンシング

【生物多様性研究室】

 

山下 聡 外部リンク用アイコン(室長)

生物多様性、菌類生態学、昆虫生態学、熱帯林

古川 拓哉 外部リンク用アイコン(主任研究員)

植生生態学、非木材林産物、生物文化多様性

飯田 佳子 外部リンク用アイコン(主任研究員)

生物多様性、機能形質、森林動態、熱帯林、照葉樹林

宮本 麻子 外部リンク用アイコン(併任)

森林計画学、森林管理、GIS

末吉 昌宏 外部リンク用アイコン(併任)

双翅目(ハエ類)の分類と形態、森林生物の種多様性、食用きのこ害虫の生態と防除

滝 久智 外部リンク用アイコン(併任)

益虫と害虫、生態系と景観、管理と利用

大橋 春香 外部リンク用アイコン(併任)

ニホンジカ、植生管理、気候変動、生物多様性
【気候変動研究室】  

石崎 涼子 外部リンク用アイコン(室長)

森林政策、森林管理、社会

平田 晶子 外部リンク用アイコン(主任研究員)

気候変動、広域評価、枯死木分解、生物多様性
土地変化科学(森林と土地利用・カバー変化)、緩和と適応、持続可能性、GISとリモートセンシング

江原 誠 外部リンク用アイコン(主任研究員)

人文地理学、REDD+、生態系サービス、評価研究

松井 哲哉 外部リンク用アイコン(併任)

気候変動、植生分布、森林生態系、生物多様性

橋本 昌司 外部リンク用アイコン(併任)

温室効果ガス、土壌炭素、放射性セシウム、気候変動

生物多様性に配慮した森林管理テキスト

森林は私たちの生活に欠かせない様々な生態系サービスを提供しています。私たちは森林からの恩恵を将来にわたって享受できるよう、生態系サービスの基盤である生物多様性の保全に取り組む必要があります。
そこで、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所では、林野庁の協力のもと、「生物多様性に配慮した森林管理テキスト」を作成しました。森林の管理や林業経営にかかわる方が生物多様性の保全に取り組むために、本テキストを、ぜひご活用ください。

生物多様性保全研修 研修会プレゼン資料

研究紹介

IPBESアセスメントへの参画

IPBES*が実施している地域別アセスメント(アジア・オセアニア地域**)および複数のテーマ別アセスメント(花粉媒介者**、野生種の持続可能な利用**、侵略的外来種)、さらに2022年よりNEXUS assessmentとTransformative Changeに代表執筆者(LA)やレビュー編集者(RE)として参画しています。

*生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム
(Intergovernmental science-policy Platform on Biodiversity and Ecosystem Services)。生物多様性と生態系サービスに関する動向を科学的に評価し、科学と政策のつながりを強化する政府間のプラットフォームとして、2012年4月に設立された政府間組織。

**公表済み(2022年7月現在)

森林と食文化

森林は山菜やキノコなど多様な食材の供給源として地域の食文化を支えています。森林地域における食生活と栄養、山菜利用に関する伝統的知識や食文化など、森林と食の関係について生物多様性や気候変動の観点を交えながら幅広く研究しています。

森林地域で採取され、販売されている多種多様な山菜

気候変動問題の解決に向けた取り組み

  1. 気候変動による森林生態系への影響評価を生物多様性への視点を含めて様々な空間スケール(全球、国レベル、地域レベル)で行っています。
  2. 森林生態系を活用した気候変動緩和策や適応策に関する研究を、生物多様性、ガバナンス、資金(ファイナンス)、社会変革、健康の視点を含めて様々な空間スケール(国際、国、地域レベル)で行っています。

切り開かれ、焼かれている林の写真

研究内容

【生物多様性研究室】

  • 森林や草原の生物多様性および生態系機能の保全に向けた生態系管理の研究
  • 植物形質に基づく樹木の多様な生活史戦略に関する研究
  • 人の健康や文化に着目した野生種の持続可能な利用に関する研究
  • 熱帯林等における菌類と昆虫の生態および多様性に関する研究
  • 森林環境の変動に対する昆虫類の種多様性変化の研究

【気候変動研究室】

  • 様々な空間スケールにおける森林生態系に対する気候変動影響評価手法の精緻化
  • 森林の生物多様性の保全と持続可能な利用に関する研究の高度化
  • 気候変動及び⽣物多様性を含む持続可能な開発に関する国際・国家・地方レベルのガバナンスについての研究
  • 国のREDD+政策や地域住⺠、環境への配慮等、地域レベルでの取り組みに関する研究
  • 林野庁、環境省、国際協⼒機構等の気候変動対策や⽣物多様性関連の国内委員会、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)や生物多様性条約(CBD)等の国際会合、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)等に対する技術的支援等

進行中の主なプロジェクト

【生物多様性研究室】

  • 森林草原生態系の一体的管理を目指す:森林に遺された過去の草原性種子からの挑戦(R4~R7、科研費)
  • ネットゼロエミッションの達成に必要な森林吸収源の評価(R3~R6、交付金プロジェクト)
  • 樹木成長に伴う資源量と機能形質の変化に基づく熱帯林生態系の動態予測(R3~R6、科研費)
  • マレーシア国サラワク州の国立公園における熱帯雨林の生物多様性活用システムの開発(R2~R7、政府等外受託 SATREPS)

【気候変動研究室】

  • 世界を対象とした1.5℃気候安定化目標下の二酸化炭素除去の選択肢とその含意(R6~R8、環境研究総合推進費)
  • 気候変動がもたらす生態系攪乱が森林の炭素吸収量に与える影響の長期広域観測とリスクマップの構築(R4~R8、地球環境保全試験研究費)
  • 気候変動適応に向けた固有遺伝資源の利用と管理による熱帯林強靭性の創出(R4~R8、政府等外受託 SATREPS)
  • Clarifying the social-ecological implications of the recent and the projected future global forest cover changes under the SSPs(R4~R6、科研費)
  • ネットゼロエミッションの達成に必要な森林吸収源の評価(R3~R6、交付金プロジェクト)
  • アンデス-アマゾンにおける山地森林生態系保全のための統合型森林管理システムの構築(R2~R8、政府等外受託 SATREPS)
  • 森林技術国際展開支援事業に関する研究(R2~、林野庁補助⾦)
  • REDD+国家森林参照レベルのプロジェクトへの配分に関する研究(R2~、政府等外受託)

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